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平成29年度NIMSイブニングセミナーのご案内 (第5回 11/17 受付中)

平成29年度NIMSイブニングセミナーを、公益社団法人日本工学会の共催、公益財団法人総合工学振興財団の協賛により開催いたします。NIMSイブニングセミナーとは、第一線のNIMS研究者による講義 (レクチャー) に加え、対話型の討論 (ゼミ) の時間を設けることにより、日本の高度技術者教育に寄与し、かつ参加者とNIMS研究者との双方向コミュニケーションがより円滑に行われるよう企画されたもので、公益社団法人日本工学会の高度技術者教育 (ECE : Engineering Capacity Enhacement) プログラムの一つである「物質・材料基礎ECEプログラム」として認定されています。NIMSイブニングセミナーへの参加は任意ですが、ECEプログラム修了の認定を希望する参加者には、セミナーの出席率、ゼミでの活動及び、年度末に課す最終レポートを総合評価し、所定の基準を満たした場合に日本工学会よりECEプログラム修了証が授与されます。
平成29年度は、物質・材料研究機構における、ナノテクノロジーの材料と技術の融合とその成果をテーマに、「2017年度物質・材料基礎ECEプログラム - ナノテクノロジーによるデバイス開発コース - 」として、7回のセミナーを開催いたします。
科学技術に携わる社会人に継続して参加していただくことで、物質・材料研究機構の研究活動を通して、様々な科学技術分野に幅広い知識をもった技術者として前進していただくことが、セミナーの重要な目的の一つです。

NIMSイブニングセミナーの構成

NIMSイブニングセミナーは、第一線で活躍するNIMS研究者によるレクチャー (60分) と対話型の討論を行うゼミ (60分) から構成されています。運営上、事前の参加登録をお願いしていますが、やむを得ない場合は当日の参加も受け付けています。
また、NIMSイブニングセミナーはゼミを特徴としていますが、レクチャーだけの参加も可能です。

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「・参加を希望する有志で構成・オーガナイザーの進行により全員が発言の機会を持つ・発言は堅苦しく考えず、感想でもよい・自由な交流を原則とする・他者の意見を聞くことができることも重要・ECEプログラム修了認定希望者は出席することが必須」の画像

・参加を希望する有志で構成
・オーガナイザーの進行により全員が発言の機会を持つ
・発言は堅苦しく考えず、感想でもよい
・自由な交流を原則とする
・他者の意見を聞くことができることも重要
・ECEプログラム修了認定希望者は出席することが必須




平成29年度NIMSイブニングセミナー開催のご案内

日本工学会ECEプログラム認定講座として、本年度は「2017年度物質・材料基礎ECEプログラム - ナノテクノロジーによるデバイス開発コース - 」の主題で7回の講義を行います。次回の開催内容、平成29年度年間予定ならびに開催要領は下に示す通りです。

平成29年度第5回NIMSイブニングセミナーのご案内

開催日 :  平成29年 11月 17日 (金)
講義題目 :  「パワーデバイス材料としてのGaNとSiC - 結晶欠陥から見た材料の特徴 - 」
講師 :  関口 隆史  (国際ナノアーキテクトニクス研究拠点 上席研究員)
オーガナイザー :  寺部 一弥
時間 :  講義 17時30分~18時30分、ゼミ 18時30分~19時30分
場所 :  AP東京八重洲通り O会議室 (京橋1丁目KPP八重洲ビル11階)
講義内容 :
持続可能社会を支える省エネルギー技術としてのパワーデバイスの開発が進められている。これを実現する材料として、GaNやSiCなどのワイドギャップ半導体が注目されている。講義では、これらの材料を、半導体特性の劣化原因となるキラー欠陥の立場から眺め、それぞれの材料の特徴と可能性を示す

セミナー参加方法 :
参加希望の方は、下のNIMSイブニングセミナー参加申し込み書に必要事項記入の上、EメールあるいはFAXでお申込みください。定員になり次第、申し込みを打ち切らせていただきますので、早めにお申込みください。


平成29年度講義予定

平成29年度講義テーマ「ナノテクノロジーによるデバイス開発」

開催日 講義題目 講師 オーガナイザー 会場


29

5月26日 新たな原理で動作する情報通信デバイス - 原子スイッチと関連の固体イオニクスデバイス - 寺部 一弥 渡邊 誠 八重洲
6月23日 ナノ加工と界面制御によるナノ物質電気伝導のエレクトロニクス展開 塚越 一仁 谷口 尚 有楽町
7月21日 嗅覚IoTセンサの標準化に向けたナノメカニカルセンサの総合的研究開発 吉川 元起 高田 和典 丸の内
10月5日 安価な材料とナノ構造制御技術を組み合わせた赤外線センサーの開発
(NIMSウィーク併催)
長尾 忠昭 渡邊 誠 有楽町
11月17日 パワーデバイス材料としてのGaNとSiC - 結晶欠陥から見た材料の特徴 - 関口 隆史 寺部 一弥 八重洲
1月19日 光異性化分子はエレクトロニクス素子に使えるか? 若山 裕 谷口 尚 竹橋
3月9日 メタロ超分子ポリマーを用いたエレクトロクロミック表示デバイス 樋口 昌芳 高田 和典 未定
(注) 会場 有楽町 : 東京国際フォーラム、竹橋 : 学術総合センター、その他・未定 : 東京駅周辺の会議室。
※ 担当オーガナイザーが11/17と1/19で変更になりました。(7/4追記)

主な開催要領

開催日 : 講義予定表のとおり

時間 : 講義 17時30分~18時30分
             ゼミ 18時30分~19時30分

会場 : 東京国際フォーラム (有楽町) 、学術総合センター (竹橋) 、その他 (東京駅周辺の会議室)

参加のお申込みは、開催日の約1ヶ月前の、各回の参加者募集の案内掲載ごとに行っていただきます。参加費は無料です。


NIMSイブニングセミナー実地研修会

NIMSイブニングセミナーでは実地研修会として、年2回、その年の講義題目に関連した研究施設等の見学を実施しています。

平成29年度第1回実地研修会 (※ 終了しました。)

日時 : 平成29年8月25日 (金) 14:00~17:00
場所 : 物質・材料研究機構 (つくば市)

次の5項目について研究施設での実地研修を行います。

(1) A-USCプラント用耐熱鋼 :
エネルギー資源の節約や二酸化炭素排出量削減のため、蒸気温度700℃・圧力35 MPaで操業する先進超々臨界圧 (Advanced Ultra Super Critical) 火力発電の実現が喫緊の課題です。しかし、既存の火力発電プラントに使用されている高クロムフェライト耐熱鋼では、高温長時間クリープ強度と耐水蒸気酸化特性が不足しているため、蒸気温度向上は620℃が限界です。高温クリープ強度と耐酸化性向上を図ったNIMSの耐熱鋼開発を紹介します。

(2) 先進金属系超電導線材 :
MRI、リニア新幹線、高エネルギー粒子加速器や核融合炉などには金属系の超伝導線材が使われています。それら線材の内部は、直径が数ミクロン~数十ミクロンで数百~数万本の超伝導フィラメントが埋め込まれた極細多芯構造になっています。このような他の材料に例を見ない断面構造の線材を作るには、特殊なプロセスが必要になります。NIMSで研究開発を推し進めている新しい高磁場用超伝導線材のためのユニークな先端プロセス技術を紹介します。

(3) 高強度・高靱性Mg合金 :
マグネシウムは、実用金属材料の中で最軽量でありながら、その脆弱さにより、あまり実用化されていません。押出加工をはじめとする加工熱処理と添加元素をいちから見直し、階層的に組織制御することで、つよさ (強度) とねばさ (延性・靱性) が両立したマグネシウム合金の創製を可能にしました。

(4) 原子スイッチ :
今日のコンピュータには莫大な数のスイッチ素子が使われており、もしも画期的なスイッチ素子の開発ができれば情報通信技術に革新的な進歩をもたらします。ここでは、従来の半導体スイッチ(トランジスタ)とは全く異なる原理で動作する原子スイッチの開発について紹介します。また、原子スイッチ技術を利用した人工シナプス素子などの新たなイオニクスデバイスの開発研究についても説明します。

(5) 新奇質量分析法 :
新たな原理に基づく質量分析法を開発しています。質量分析はきわめて汎用的な分析手法であり、世界中で標準的に行われておりますが、真空環境、イオン化といった原理的な制約から、モバイルレベルの小型化にはブレークスルーが必要でした。ここでは、従来法とは全く異なる質量分析法を採り上げ、将来的なモバイル化の可能性と、それに伴う質量分析の新展開について紹介します。

平成29年度第2回実地研修会

日時 : 平成30年2月16日 (金) 午後 (予定)
場所 : 物質・材料研究機構 (つくば市)


お問い合わせ先

国立研究開発法人物質・材料研究機構 人材部門 人材開発・大学院室
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1 TEL. 029-859-2555 / FAX. 029-859-2799
E-Mail: evening-seminar=nims.go.jp([ = ] を [ @ ] にしてください)
国立研究開発法人物質・材料研究機構
〒305-0047 茨城県つくば市千現1-2-1
TEL.029-859-2000 (代表)
FAX.029-859-2029